【変化の時代に必要とされるリーダーの条件】2020/02/10

【変化の時代に必要とされるリーダーの条件】2020/02/10

【ニクイね三菱@我が家の冷蔵庫は三菱電機です】

久々の紀州”和歌山”に。
三菱電機エンジニアリング 和歌山事業所の宮本所長からinfoにメッセージが届いたのが半年ほど前です。

「自分が所長となる時に、管理者として悶々と苦悩していた時に
morichさんの日経ビジネスへの寄稿を読んで進むべき道標が見えた。
今でも自分の大事な指針にしている。それをうちの事業所のリーダーに伝えてほしい」と‥。

住所を見ると「和歌山」。
直感的に行ってみたいと…喜んでとお返事し、ようやくその当日を迎えました。

数十名程度の事業所と思いきや、500名超の社員に、大きなR&D施設や工場も‥
ほぼ9割超が男性ということは想像を裏切らなかったのですが、
なんと平均年齢が30代とか!
恐らく日本国内のメーカーでもとても若手の多い事業所ではないかと感じました。

会場には100名近くのリーダーの面々。
事業所長はじめ、本部長・部長・課長・係長の皆さまが大集結。
皆さんまっすぐに視線を向け、しっかり聞いて下さる。
それはそれは熱い視線。寝ている方は一人もいませんでした。それだけでもびっくり。

それ以上に驚いたのが、主催者の教育セクションの方から事前に聞いていたのが
「質問が出なかったとき用にワークでも考えてきてください」…と。
一応、用意しておいたのですが、まったく必要なかったです。
質疑応答の時間をはるかに超える45分間、手が上がる上がる‼️
その質問内容も、かなりリアル。
本気でメンバーやチームビルディングに向き合われているからこその苦悩や葛藤等々を
赤裸々に語っていただきました。質問じゃなく、感想を長々とメッセージいただくシーンも。

何より、事業所長が立派過ぎます。
元々は、親会社の「三菱電機」からの出向組。
でも出向じゃ本当の信頼関係は築けない。
本気で改革を推進するためにも同志になる必要がある‥と早々に自ら「転籍」を選択し
不退転の思いで改革を断行してこられました。

私の登壇を目の前で聞きながら何度も何度も深くうなづき、
一心不乱にメモを走らせる姿はまさに真のリーダー!
来てよかった~。

ワタシから出した宿題をしっかり受け止めていただき、半年間はまずはやってみる!と。
そのうえで、改めてもう一度来てほしいと懇願され、必ずもう一度訪問させていただくこと、
そのときは美味しいものをたっぷり堪能させていただくことをお約束しました‼️
日本のメーカーは捨てたもんじゃない!リーダー次第で組織は生き返る!
そう信じさせていただいた貴重な価値ある一日でした。