バリー・オライリー (著)/中竹 竜二 (監修)『アンラーン戦略』
中竹竜二さんが監訳、バリー・オライリー氏 著書『アンラーン戦略』。
常に何かを学びなおさなければいけない時代、そのために何が必要だろうか?というのがテーマ。
アンラーンの必要性や心構え、構造について、組織や個人の事例を取り上げながらわかりやすく解説されています。
ここ数年、「リスキリング」(学び直し)とともに注目されている「アンラーニング」。
「学習棄却」とも言われ、これまで身につけた知識・スキル・価値観などを意図的に捨て、ゼロベースで学び直すことを意味します。
私はビジネス経験豊富なミドル層の転職を支援することが多いのですが、実際、アンラーニングができている方々が転職に成功しています。
これまで培ったノウハウや成功体験が通用しなくなっていて、どの業種・職種の方にとってもアンラーニングが必須の時代といえます。
【目次】
監訳者まえがき―組織と個人の「仕事中毒」に打ち克つために
第1章 なぜアンラーンするのか?
第2章 いかにアンラーンするか
第3章 アンラーンの障害となるものをアンラーンする
第4章 脱学習
第5章 再学習
第6章 ブレークスルー
第7章 マネジメントをアンラーンする
第8章 顧客をアンラーンする
第9章 人材と組織をアンラーンする
第10章 インセンティブをアンラーンする
第11章 ビジネスモデルとプロダクト・イノベーションをアンラーンする
第12章 結論