日経新聞 夕刊「人間発見」3日目より
掲載3日目、記念すべき写真は・・・
私のビジネススタイルの大きなパラダイムシフトのきっかけになった彼女との一コマ。
私が「これ以上無理」と仕事量に埋もれそうになり・・
とある週末に・・私の1か月に紡いできたご縁の件数×12か月・・そして60歳まで。
そこで出てきた数字・・
これが、私がどんなに頑張っても一生かかって紡ぐことのできる限界かぁ・・
と愕然としたのを覚えています。
そんな時に「これが私の限界かも」というバイアスを取っ払ってくれたのが彼女。
彼女がアシスタントとして私のパートナーとなってくれた日のことはいまも忘れません。
愉しいことも
嬉しいことも
悔しいことも
苦しいことも
共有できるパートナーの存在は、本当に心を強くしてくれます。
一緒に笑って泣いて・・
遠方に住んでいたにも関わらずいつも早朝から終電ぎりぎりまで
一生懸命仕事してくれました。
より一層私がこの仕事にのめりこむことになった
ターニングポイントの一つに間違いありません。
その後も、アシスタントのみんなは歴代数えると十数人超…
皆んなそれぞれやりたいwillを見つけて大活躍!
今でも大事な同志となってます。
そして・・私の父が経営する会社の倒産。
一部の方にはカミングアウトしてきましたが、
私の人生にとって大きな大きな意味のある出来事であることは間違いありません。
畑中さんという日経の記者さんが本気で向き合っていただくスタンスを感じる中で
そのことをスルーするわけにはいきませんでした。
実家もなくしました。家族もバラバラです。
「一家離散」ってこういうこと。
生家の実家で過ごした最後の夜のことは思い出すたび今も胸が痛みます。
でも故郷を失ったわけではなかった・・
そこから10年ぶりに中学の同窓会への同級生からの誘いに、
勇気を絞って参加したときに「おかえり」の言葉にトイレで号泣しました。
故郷はなくなることはない・・
そんなことを思い出しながら何度も何度も読み返し、
久々に彼女に・・そして両親に「ありがとう」とメッセージした夜でした。
よろしければ是非3話目もご笑覧ください・・
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